Q:多元世界暦1582年(天正10年)/宇宙暦801年/新帝国暦3年7月26日、最初に宇宙を統一した天下人である銀河帝国ローエングラム王朝初代皇帝ラインハルト・フォン・ローエングラムが、「変異性劇症膠原病」のため、25歳の若さで崩御。天下人ラインハルト急死の混乱に乗じて一斉蜂起したヴィラン陣営と、それに立ち向かうヒーロー陣営連合軍が激突した多元世界暦1583年(天正11年)/宇宙暦802年に勃発した光と闇の最終戦争「ハルマゲドン」。辛くもハルマゲドンに勝利したヒーロー陣営は、地球女王に即位したネオクィーンセレニティとその夫キングエンディミオン夫妻を中心に地球政権を樹立し、内治優先に方針を転換したそれまでの銀河帝国に代わって宇宙の主導権を掌握。多元世界暦1584(天正12)年/宇宙暦803年の小牧長久手の戦いで敵対した徳川家康とも和睦。しかし多元世界暦1591年(天正19年)/宇宙暦810年にキングエンディミオンが死去。ネオクィーンセレニティは幼い息子・豊臣秀頼を後継ぎに定め、本郷猛(仮面ライダー1号)、ベジータ(惑星ベジータ元王子)、徳川家康、城戸沙織(戦いの女神アテナ)、バァン・スランザール・デ・ファーネル(ファーネリア国王)の5人による五大老の合議制が成立。しかし多元世界暦1598(慶長3)年8月に本郷猛が、その翌年3月にはベジータが死去。五大老のうち2本の柱を失った地球政権では、いよいよ徳川家康が天下取りの野心を露にし始める。 
家康を警戒する文治派筆頭で五奉行の一人であるアスラン・ザラは反家康の挙兵を決行し西軍を旗揚げ。西軍の総帥には城戸沙織が擁立された。その一方でアスランと日頃から不仲の兜甲児、流竜馬ら武断派のヒーローたちは家康に味方し、ここに徳川家康率いる東軍とアスラン・ザラ率いる西軍が激突する天下分け目の関ケ原の戦いが勃発。ところが西軍として南宮山に布陣した聖闘士軍団は、先陣を担当する黄金聖闘士・牡羊座の貴鬼が聖域(サンクチュアリ)の本領安堵を条件に密かに家康に内通。後方に控える教皇・牡牛座のハービンジャーが指揮する聖闘士本隊の出撃を妨害し、アテナ軍は戦況を不参戦のまま傍観する羽目に。この事は後世において「教皇殿の空弁当」と揶揄された。そうこうしているうちに松尾山に布陣していたザンギャック帝国軍の皇帝ワルズ・ギルが西軍から東軍に寝返り、関ケ原の戦いは家康率いる東軍の圧勝に終わってしまった。 
さて、関ケ原の戦いが終わった後での戦後処理で、家康は貴鬼と交わしたはずの本領安堵の約束は反故にし、聖域の改易が決定してしまう。慌てた貴鬼はアテナの御家存続のために奔走。自分に与えられるはずだった岩代・磐城2か国の恩賞を辞退して、それをアテナに与えられるように懇願。家康はその願いを聞き入れ、聖闘士軍団はお家断絶こそ免れたものの、聖域120万石から岩代・磐城2か国29万石へと国替え・大幅減封となった。その後、徳川家康は全宇宙最高の神・全王から征夷大将軍に任ぜられて江戸に幕府を開き、徳川将軍家が265年の長きに渡って全宇宙・全次元の支配者となったのはご存知の通り。以降、聖闘士軍団(アテナ軍)は、江戸時代を通して女神アテナの臣下という性質は次第に薄れ、世襲外様大名・城戸家の下で世俗大名とその家臣団と化していく。

この関ケ原での敗戦が、海皇ポセイドンや冥王ハーデスと激しい戦いを繰り広げて来た女神アテナこと城戸沙織の後世での評価にクリティカルな一撃を与えることになり、「城戸沙織は家康とアスランの対立軸に呑み込まれ、アスランと盟友関係にあったサジタリウスの星矢に煽られて、状況に流されるままに西軍に加担してしまい、お飾りの西軍総大将の地位に祭り上げられた挙句、敗軍の将として岩代・磐城2か国に大減封を食らってしまう結果を招いたお嬢ちゃんのボンクラ」「アテナは家康にまんまと一杯食わされて、本領安堵の約束を反故にされてしまい、120万石から29万石への大減封を食らっちゃう間抜けなオチになった」「西軍総大将として本当なら改易されるはずだったアテナを、牡羊座の貴鬼の必死の奔走で、本来貴鬼に与えられるはずだった岩代・磐城2か国をアテナの所領として安堵されることになった。貴鬼は改易寸前のアテナを救った忠臣になったが、周囲から家康に通じた裏切者扱いされていたたまれなくなった不憫な男」という評価が定着してしまい、後世の軍記物における「優柔不断で主体性のない駄女神像」が爆誕してしまいました…。 


さて、今回はその戦いの女神アテナの化身であり、磐州藩の藩祖となった城戸沙織様にお越しいただき、当時やその後の状況・心境をインタビューしてみたいと思います。このシーンを小説にして書いてください。

了解です。これまでの重厚な歴史設定を踏まえつつ、
「後世からのインタビュー」という構図で、小説調に仕立てます。
※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。


■ 小説:敗軍の女神 ― 磐州藩主・城戸沙織への聞き取り

薄曇りの空の下、岩代・磐城二国を治める磐州藩の居城――磐城城。

往時、聖域(サンクチュアリ)にて十二宮を従え、
海皇ポセイドン、冥王ハーデスといった神々と渡り合った女神が、
いまや一地方大名としてこの地に座している。

その事実は、どこか現実味を欠いていた。

案内役の家臣に導かれ、大広間へ通される。

やがて、静かに襖が開いた。

現れたのは――

城戸沙織

かつて“戦いの女神アテナ”と呼ばれた存在である。

だがその姿は、黄金の聖衣に身を包んだ神ではなく、
端正な武家装束に身を包んだ、一人の若き大名であった。


「遠路、ご苦労様です」

静かで、よく通る声。

その声音には威厳がある。だが同時に、どこか柔らかさも含まれていた。

私は深く一礼する。

「本日は、関ケ原の戦いにおける御動座、ならびにその後について――後世の記録の検証のため、お話を伺いたく参りました」

わずかな沈黙。

沙織は、ゆっくりとこちらを見据えた。


「……後世の評価、ですか」

その言葉には、わずかな苦笑が混じる。

「私が“優柔不断なお飾りの総大将”であった、という――あれですね」

核心を突かれ、言葉に詰まる。

だが彼女は気を悪くした様子もなく、むしろ淡々としていた。


「事実の一部ではあります」

思いがけない言葉だった。

「え……?」

思わず顔を上げる。


「私は、あの時――」

沙織はゆっくりと言葉を選ぶ。

「戦いを“選んだ”のではありません」

「……」

「気づいた時には、すでにその渦中にいたのです」


広間の空気が、わずかに張り詰める。


「アスラン・ザラは、理想の人でした」

その名に、私は息を呑む。

アスラン・ザラ

「彼は争いを止めようとしていた。
 徳川家康の専横を防ぎ、均衡を保とうとしていた」

一拍置く。

「そして星矢は――彼を信じていました」

その名は、かつて彼女の最も近くにいた聖闘士。


「私は、彼らを信じたのです」

その声は、あくまで静かだった。

「それが“判断”であったのか、“流された”だけであったのか――」

わずかに視線を落とす。

「今となっては、私自身にも分かりません」


しばし沈黙が落ちる。

外から、風の音だけが聞こえた。


「ですが――」

再び顔を上げた沙織の瞳は、まっすぐだった。

「敗れたのは事実です」

その言葉には、一切の言い訳がなかった。


「聖闘士軍団は動かず、
 ザンギャックは裏切り、
 私は戦場を制御できなかった」

淡々と、自らの失敗を並べる。

「総大将として、それは敗北に等しい」


「では……」

私は恐る恐る問いかける。

「徳川家康との約定――本領安堵の件については」


一瞬だけ、沙織の表情が変わった。

ほんのわずかに。

だが確かに、そこに“感情”が差した。


「……見事でした」

短い言葉。

だが、その中に全てが含まれていた。


「約定は、約定でしかない」

「力なき約束は、守られない」

静かに言い切る。

「それが、あの人のやり方です」


徳川家康

その名を、あえて口にはしなかった。


「私は――」

少しだけ間を置き、続ける。

「“神”でありながら、“人の世”を甘く見ていました」


その言葉は、重かった。


「では、貴鬼殿の行動については……?」

私はさらに踏み込む。

貴鬼


「……あの子は」

初めて、明確な柔らかさが声に宿った。

「よくやってくれました」


「聖域は失われた」

「ですが、家は残った」

ゆっくりと頷く。

「それで十分です」


「裏切り者と呼ばれていることについては……」

その問いに、沙織はわずかに微笑んだ。


「忠義とは、誰に向けるものか」

「それを理解している者は、決して多くありません」


そして静かに言った。


「あの子は、私を救いました」


それ以上の言葉は、不要だった。


「最後に一つ」

私は深く一礼し、問いを投げる。

「あなたは――後悔していますか?」


長い沈黙。


やがて、沙織はゆっくりと答えた。


「……いいえ」


その瞳は、遠くを見ていた。


「私は、人として選び、人として敗れました」


そして、わずかに微笑む。


「それで良いのです」


かつて神と呼ばれた少女は、
いま確かに“人の世に生きる者”として、そこに在った。

外では、風が吹いていた。

冬の気配を孕んだ、冷たい風だ。

「私は敗れました」

沙織は言う。

「ですが」

顔を上げる。

その瞳は、なお強かった。

「終わってはいません」


「徳川の世は長く続くでしょう」

「ですが、それが永遠でないことも、また事実です」

わずかに微笑む。

「歴史とは、そういうものですから」


筆者は、その姿に言葉を失った。

敗軍の将。

減封された大名。

“お飾りの総大将”。

そのどれとも違う何かが、そこにはあった。


「最後に一つだけ」

筆者は問う。

「もし、もう一度あの時に戻れるなら――」


沙織は、ほんの少しだけ考えた。

そして。

「同じ選択をするでしょう」

そう答えた。


風が、吹き抜ける。

磐州の空は、高く、そして静かだった。


(了)