※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。
舞台はハルマゲドン後の多元世界。
歴史の転換点に立つ“月野うさぎ(セーラームーン)”と“地場衛(タキシード仮面)”の物語です。

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**天正十三年(多元世界暦1585年)

地球連邦首都・クリスタルトーキョー**

ハルマゲドンの終焉からまだ日が浅い。
焦土と化していた地上は、ようやく生命の息吹を取り戻しつつあった。

そのクリスタルパレス。白砂が陽光を反射する一室で、月野うさぎ――今や**ネオクィーンセレニティ**として地球と宇宙に君臨する女王たる身――は文机の上に大きく広げた系図に向き合っていた。筆先を震わせ、慎重に古代以来の平氏の祖たる桓武天皇に遡る血脈を書き加えていく。

うさぎ「……よし、これで“月野家”が桓武平氏の流れを汲むことになるはず…
多少ご都合主義だけど、そもそも転生した時点で運命的にそうなんだから…ね?」

微笑み、筆を置く。
その瞬間、今の彼女はセーラームーンではなく、まさに由緒ある平家血統の姫君であった。

夫の地場衛もまた、妻に倣い“平朝臣衛(まもる)”を称した。
才気と武勇に優れたその器量が評価され、たちまち正二位・内大臣に叙されることとなる。

そして――ある日。

勅使が訪れた。
衛は目を瞬かせた。まるで信じられないというように。

衛「……征夷大将軍、ですと?」

勅使「さよう。まことに。東国銀河の安寧を委ね得る人物として、内大臣殿ほどの適任者はおらぬ、との全王様のお言葉でおじゃります」

しかし衛はすぐに顔を曇らせた。

衛「……しかし、将軍職は“源氏の血筋”でなければならないと聞いておりますが…」

うさぎは隣で目を丸くしている。

うさぎ「(そういえば…そういう決まり、あったんだっけ…?)」

衛は拳を握った。
彼の両親は彼が六歳の時亡くなった。
家の過去も、先祖の名もわからない。

しかし――
京の公家たちはすでに噂していた。

「平衛殿ほどの器であれば、源氏に準ずる家格を整えればよかろう」

「源氏か、それに準ずる高貴な家柄の養子に入ればよいのだ」

その言葉を受け、衛は一つの策を練った。

――備後国・鞆の浦。
そこには、いま亡命中の人物がいる。

かつて銀河帝国を支配した旧皇帝家、ゴールデンバウム王朝
その末裔にして元皇帝――

エルウィン・ヨーゼフ二世。

衛は文をしたためた。
礼を尽くし、格式を整え、丁寧に。

「拙者を養子として迎えていただければ、一万石の大名としてお迎え申し上げます」
「その御威光は、必ずや全宇宙においても源氏に準ずる家格として扱われましょう」

遠い銀河の系譜とはいえ、皇帝家の血脈。
かつてローエングラム王朝の獅子帝ラインハルトが、
源氏の血筋こそ引いていなかったものの、天朝から「関白、太政大臣、征夷大将軍」の中から一つを選ぶように就任を打診された「三職推任」の先例がある。

“名目”としては十分である。

しかし――返ってきたのは、予想だにしない反応だった。

――備後国鞆の浦。
潮風が吹き抜ける粗末な屋敷。
流浪の日々で疲れ切った家臣たちが身を寄せる中、日々の暮らしにも困窮している有様のエルウィン・ヨーゼフ二世は手紙を受け取った。

最初は冷静に読んでいた。
だが二行、三行と読み進めるにつれ、その顔は真紅に染まり――

エルウィン・ヨーゼフ「……は?」

最後の行を読み終えた瞬間、血管が浮き上がるほどに怒りに震え、手紙を叩きつけた。

エルウィン・ヨーゼフ「な、なんという侮辱だッ!!
どこの馬の骨とも知れぬ地球の田舎者が――!
この余に! この余に向かって!!
“一万石をくれてやるから養子にしてくれ”とな!!?💢」

側近たちは蒼白になり、誰も帝の怒声に近寄れない。

エルウィン・ヨーゼフ「余が! 銀河帝国の皇帝たる余が!
こんな無礼千万な申し出を受け入れると思うのかッ!!
なんと愚弄したことか!!」

その怒りは、かつて滅ぼされたゴールデンバウム王朝の残光そのものだった。
誇りだけは――いまだ天井知らずに高かったのだ。

使者は追い返され、返事はただ一言だけだった。

「無礼。断る」

――再び、クリスタルトーキョー。
衛はその返書を見つめて静かに息をついた。

うさぎ「ま、まぁ……銀河帝国の元皇帝だしね…。
ちょっと…気難しいのかも…?」

衛「気難しい、で済めばいいんだが…」

しかし、衛の瞳にはほんの少し笑みがあった。

衛「――やり方は、まだある。
うさこ、俺は必ず将軍位を手に入れてみせる。
この世界に、君の未来の国を作るために」

うさぎはその手をそっと握り返す。

うさぎ「うん……一緒に、平和な世の中を作ろうね」

外には春の気配が訪れつつあった。

歴史が、またひとつ動き始める。
タキシード仮面――いや、地場衛。
彼の将軍就任を巡る物語は、これよりさらに大きな渦へと踏み込んでいくのであった。
(つづく)