宇宙最初の天下人となったローエングラム王朝銀河帝国初代皇帝ラインハルト・フォン・ローエングラムの死後に起こった天正11年(多元世界暦1583年/宇宙暦802年)の光と闇の最終戦争「ハルマゲドン」に勝利した地球の正義のスーパーヒーロー陣営。続く翌天正12年(多元世界暦1584年/宇宙暦803年)の小牧・長久手の戦いで徳川家康と和睦し、地球では新首都クリスタルトーキョーとクリスタルパレスの建造が開始され、月野うさぎことセーラームーンが女王ネオクィーンセレニティとして即位する日も間近に控え、いよいよ宇宙は新たな時代を迎えようとしていた。 そんな時、破壊神ビルスとその付き人兼目付け役の天使ウイスが、全宇宙最高の神・全王の勅使として地球に下向するところから物語は始まる。

以下、群像劇コメディ寄りの小説風にまとめました。
宇宙規模の歴史が一段落した後だからこそ生まれる、ヒーローたちの“官位パニック”を描きます。
※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。


**天正十二年・宇宙官位騒動記

――ビルス様の勅宣、官位を賜るべし!――**

 ハルマゲドンの火は消え、宇宙に平和が戻った。
 クリスタルトーキョーの建設は着々と進み、月野うさぎ――いや、もうすぐネオクィーンセレニティとなる女王の即位式も目前である。
 英雄たちの顔にも、ようやく安堵の色が戻りつつあった。

 ――そこへ、禍々しい紫の気配が空を裂いた。

「やあやあ、地球の諸君」

 気楽そのものの声とともに、破壊神ビルスが浮かんでいた。
 背後には例のごとく涼しい顔のウイスが控えている。

 ヒーロー連合の面々が警戒して構えた瞬間、ビルスが手をひらひらと振った。

「おっと、今日は破壊しにきたわけじゃない。
 全王様の勅使として来たんだよ」

 その言葉に、地場衛が眉をひそめる。

「……勅使? つまり、天界からの公式の使者、ということですね」

「そう!」とビルスは胸を張った。「地球のヒーローたちがハルマゲドンを勝ち抜いた功績を高く評価して、
 しかるべき官位を授けようと全王様が直々にお決めになった!」

 その瞬間、全員の動きが固まった。


◆「官位」の二文字に全員フリーズ

 うさぎが恐る恐る手を挙げる。

「あのぅ……別に、官位なんか要らない……っていうのは……だめ、なんでしょうかぁ?💦」

「もちろんダメだ」とビルスが即答した。
「恐れ多くも宮中に参内して、全王様から直接官位を賜るんだぞ。
 どこの馬の骨とも分からん輩に官位など与えられるはずがないだろう?」

「どこの馬の骨……」
 ヒーローたちが一斉に目を逸らす。

 ウイスはにっこり微笑んだ。

「ちなみに、天朝における官位授与には、源・平・藤・橘か、それに準じるいずれかに連なる由緒ある家系であることが条件です」

「そ、それって……」
 地場衛が引きつった声を出す。
「ヒーローの何割が該当するんだ?」

 沈黙。

 うさぎも、亜美も、レイも、まことも、美奈子も、背後の戦士たちも――
 誰一人、手を挙げない。

 ビルスは眉をひそめる。

「おいおい、ひょっとして君たち、家系図すら出せないのか?
 まさか、全王様の御前で“先祖不詳です!”なんて言うつもりじゃないだろうね」

「……」
 ヒーロー陣営の顔から血の気が引いていく。


◆地球、官位パニックへ突入

 そして――ここからが地獄の始まりだった。


■家系図を引っ張り出す者

 セーラーマーキュリーこと水野亜美は慌てて自宅の書庫を漁りはじめた。

「母方は医者の家系だけど……古い家系図なんて、あったかしら……!?」

 棚から書類がどさどさ落ちてくる。


■没落貴族から“家系図”を買う者

 セーラージュピターこと木野まことは町中を駆け回っていた。

「すみませーん! 藤原氏の末裔って名乗ってる方、いませんかーっ!?
 今なら高く買い取りまーす!!」

 怪しげな骨董店から、古びた巻物を抱えた老人が這い出してくる。

「お嬢さん……源氏の家系図なら、ちょっと値が張るが……」


■闇の専門家に頼む者

 セーラーマーズこと火野レイはこっそり身内の陰陽師ルートへ電話していた。

「おじいちゃん……緊急なの。
 平家の家系図を“それっぽく”改ざんできる人を紹介してもらえない?」

「……巫女の風上にも置けんわ!」


■怪しげな占い師に依頼する者

 セーラーヴィーナスこと愛野美奈子は街角の占いテントをノックした。

「ねえ、私って前世は藤原家の姫とかじゃない? そういう感じにできない?」

「……転生設定は家系図に影響しません」

「なんでよぉぉぉ!!」


◆うさぎ、逃げる(←逃げるな)

 うさぎは泣きそうな顔で地場衛に縋った。

「まもちゃん~~~!! 私たち、どうしたらいいの!?
 このままじゃ、全王様の前で無礼者扱いされちゃうんだよ~~!?💦」

「落ち着け、うさこ。
 ……とりあえず、月王国の家系図、どこかに残っているはずだ。
 千年単位の断絶があるが……そこはビルス様がどう判断するか……」

「千年の断絶!? 絶対突っ込まれるやつぅぅぅ!!」


◆ビルスとウイス、高みの見物

 大混乱の地球ヒーローたちを見ながら、
 ビルスは尻尾を揺らして飽きたように呟いた。

「まったく、官位ひとつでこんな騒ぎになるとはねぇ……
 人間ってのは、案外ちっぽけだ」

 ウイスは微笑んだ。

「しかしビルス様、これも儀礼のうち。
 “家柄を整える”という行為こそ、官位授与の第一歩なのですから。
 さあ、気長に待ちましょう」

「気長にって……いつまで?」

「地球のヒーローの家系図が“全員”整うまで、です」

 ビルスは大きくため息をついた。

「……破壊活動のほうがよっぽど楽だな」


◆そして宇宙は、新たな混乱の時代へ。

 ハルマゲドンに勝ち、宇宙を救った英雄たち。
 しかし彼らが次に直面するのは――

 源平藤橘の家系図という、宇宙最大の関門であった。

 官位授与式は、まだまだ先の話である。