あの世BIG対談～幕府の暴君対決～ : おかめの御前の空想歴史

※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。
今回は「あの世BIG対談」シリーズ第15弾、テーマは――

『幕府の暴君対決！足利義教 vs 徳川綱吉』

理不尽な粛清で「万人恐怖」とまで言われた男、足利義教。
そして「犬公方」として庶民に恐れられた徳川綱吉。
将軍職にあった両者の“善意”と“恐怖”が、今ここに激突します。

『あの世BIG対談～幕府の暴君対決～』

舞台は、霊界の歴史討論会場「無量寿ホール」。
司会進行を務めるのは、暴君たちをよく知るあの人――

「さて皆さま。
本日のテーマはズバリ、“幕府の暴君対決”。
本日お招きしたのは、室町幕府第6代将軍、足利義教（よしのり）公。
そして、江戸幕府第5代将軍、徳川綱吉（つなよし）公。
……お二方、よろしくお願いいたします」

義教「ふん……“暴君”とは笑止。無能な臣下どもを粛清しただけで、何ゆえ悪名を着せられるのか。秩序をもたらすには断固たる意志が要るのだ」

綱吉「粛清ねぇ……いやぁ、私は命を救いたかっただけですよ。人も、犬も、猿も。殺生を慎み、仁の心を天下に広めた。どこが暴君なんです？」

義教「犬などに仁を説いて、天下が動くとでも？　貴様は将軍職を動物園と勘違いしておるのではないか？」

綱吉「そちらこそ、家臣を人とも思わず切り捨てた“人間屠殺機”じゃありませんか。万人恐怖？幕府を恐怖政治にしてどうするつもりだったんです？」

義教「無能を放置すれば組織は腐る。赤松満祐のような者を野放しにしておけば、いずれ我が身を滅ぼすことになる。私は先手を打ったまでだ」

綱吉「で、その赤松に殺されてちゃ世話ないですね？」

義教「貴様ァ……！」

会場がざわつく。

「おっとっと、お二方とも落ち着いて。
ここは“あの世”でございますので、抜刀も暗殺もNGでございます」

義教「……む。無念……」

綱吉「やれやれ。で、義教公。あれだけ粛清して、何が得られました？結果、室町幕府は余計に混乱したんじゃ？」

義教「お前にだけは言われたくないわ！ “犬を殺した”だけで島流しだの打ち首だの、どこの宗教国家だ！それで民の心が離れていったのだろうが！」

綱吉「犬を殺す人間がいるから、民の心も殺されるんですよ？
江戸の治安を保ち、五代将軍の任を全うした私こそ、結果的に“平和”を実現した将軍です」

義教「結果的な平和？民が苦しんでも、動物が幸せならいいとでも？」

綱吉「民衆の心に“慈しみ”を根づかせること。それこそ将軍の仕事です。
恐怖で従わせるのは、支配ではなく圧政です。義で治めるのが徳川の家訓ですよ」

義教「黙れ、“徳”などという建前に酔うな。将軍の務めは“生殺与奪”を持つ者の覚悟なり。
生かすも殺すも――この手で定める。それが将軍というものよ！」

●徳川家康「……やはり、我が曾孫はやりすぎたな」
●足利尊氏「義教、もうちょっと空気読めんのか……」
●徳川慶喜「あー……僕、参加しなくてよかったー……」

「えー、それでは、幕府の“恐怖”と“仁愛”を体現したお二人の討論、いかがだったでしょうか？
ここで視聴者アンケートを取らせていただきます――

『あなたが将軍の家臣になるなら、どちらの下がマシ？』」

●結果：

義教「……ふん。せめてこの世なら、粛清の一つも見せてやれたものを」

綱吉「私としては、あなたのような方にも“慈悲の心”が芽生えるよう、
あの世では“犬の世話係”から始めてみてはどうでしょう？」

義教「貴様ァ――！」

再び立ち上がる義教に、犬（柴犬）がぴょこんと膝の上に飛び乗る。

犬「わん！」

綱吉「ほら、ご縁ですね。これも天の配剤」

義教「……（無言で犬を撫でる）」

次回予告：「あの世BIG対談～太閤VS家康、関ヶ原は正しかったのか？～」（⇦注：やりません💦）

（了）